震災から9年
2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生。
このブログには記さなかったが、あの日のことはよく覚えている。
私は歯科医院に歯の治療に行っていた。
ちょうど治療が終わったときに揺れ始めた。
揺れが収まってから先生や歯科衛生士さん、患者さんなどと待合室のテレビを見た。
津波予報が発令されていて、そのときは1メートルとか2メートルとかの予報だったが、私は思わず「大津波だ!」と叫んだことも覚えている。
(実際はその予報を遙かに超える大津波だったのだ)
帰り道、道路沿いの塀の瓦がバラバラと道路に落ちていた。
もう少し早く治療が終わったら、もしかしたらこの瓦が頭に直撃していたかも・・・とか思ったものだ。
9年目の今日、奇しくも私は同じ歯科医院で治療していた。
すると、数人の女性が入ってきて先生とお話されていた。
どうやら新型コロナウィルスの影響で、卒業式が学生だけで行われることの報告のご様子。そうだった、この歯科医院の先生は大学の講師もされているのだった。
そういえば、大震災の年も卒業式、入学式が取りやめになった大学も多かったんだよね。
私は9年たっても相変わらず同じ歯科医院に通っている。
しかし、この9年間には私自身にも様々な出来事があったわけで、9年という年月は長いのか短いのか。
あの日あのとき、犠牲になられた被災者の方々に黙祷。