日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

震災から9年

2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災が発生。

このブログには記さなかったが、あの日のことはよく覚えている。

 

私は歯科医院に歯の治療に行っていた。

ちょうど治療が終わったときに揺れ始めた。

 

揺れが収まってから先生や歯科衛生士さん、患者さんなどと待合室のテレビを見た。

津波予報が発令されていて、そのときは1メートルとか2メートルとかの予報だったが、私は思わず「大津波だ!」と叫んだことも覚えている。

(実際はその予報を遙かに超える大津波だったのだ)

 

帰り道、道路沿いの塀の瓦がバラバラと道路に落ちていた。

もう少し早く治療が終わったら、もしかしたらこの瓦が頭に直撃していたかも・・・とか思ったものだ。

 

9年目の今日、奇しくも私は同じ歯科医院で治療していた。

すると、数人の女性が入ってきて先生とお話されていた。

どうやら新型コロナウィルスの影響で、卒業式が学生だけで行われることの報告のご様子。そうだった、この歯科医院の先生は大学の講師もされているのだった。

そういえば、大震災の年も卒業式、入学式が取りやめになった大学も多かったんだよね。

 

私は9年たっても相変わらず同じ歯科医院に通っている。

しかし、この9年間には私自身にも様々な出来事があったわけで、9年という年月は長いのか短いのか。

 

あの日あのとき、犠牲になられた被災者の方々に黙祷。