日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

本郷通りのイチョウ並木

父の入退院があって、実家と自宅、病院を往復する日々だったが、父の体調もどうやら落ち着いた。

それで久しぶりに書道のお稽古に行った。

本郷通りを自転車で走っていたら、イチョウ並木が黄色に色づいていることに気付いた。

そうか、もうそんな季節なんだなー。

東大の安田講堂前もきっと綺麗だろう。そのうち散歩がてら見に行こうかな。

 

黄色で思い出したが、実家には柚子の木があって柚子が沢山なっていた。

今年はレモンも実を付けていた。父が植えて去年までは一つか二つしかならなかったらしいが、今年は10個以上なっていた。

両方とも熊手を使って枝を引き寄せ、もいできた。

レモンはまだ青いが香りは鮮烈。薄く切って紅茶に入れるとすごく爽やかな香りで、近所のスーパーで買ったレモンでは味わえないレモンティができた。

柚子もやはり香りが良いので、薄く切ってお風呂に入れ、柚子風呂にしてみた。なんとも気持ちがよい。

 

冬は寒くて嫌いだけれど(夏は暑いからもっと嫌いだが・・・)、こういう楽しみがあるからちょっとうれしい。

 

イチョウ並木も柚子もレモンも、この季節ならではのもの。

そうそう、書道では書き初めの練習をしている。

書き初めは新年にするから「書き初め」なんだけれど、練習は今ですわ。

毎年、先生から俳句か短歌のお手本をいただき書いているのだけれど、今年は石川啄木の歌だった。

 

何となく 今年はよいことあるごとし 元日の朝 晴れて風なし

 

新春の朝、辛かった旧年に一区切りを付け、心機一転、良いことがたくさん訪れるよう期待を込めた歌。

来年も再来年もイチョウ並木を元気で見られるよう、気持ちを込めてお稽古するのであります。

 

 

 

 

 

 

 

葉挿し・・・一年後

入院している父は大分良くなって来週には退院できる見通しとなった。

それで昨日、父の入院している病院に行って主治医から話を聞いた。

退院してからの生活についていろいろと注意を受けた。

歳だからね、退院したからって元の生活に戻れるわけじゃないってことなわけです。

 

さて、去年の今頃、多肉植物の葉挿しをやってみた。

https://pig-pearl.hatenablog.com/entry/20181112/p1

 

それがどうなったかというと、こうなりました↓

 

2018年11月8日

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12月4日

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 去年はこんな↑だったのが、2019年12月3日ここまで大きくなりました。↓

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で、ここ↑から折れた葉を放っておいたら、また、芽が出てきた↓

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すごいですねー。こうやって次々と増えていくんだなー。

がんばれ、私の葉挿し。

がんばれ、父。

 

崎陽軒のお弁当

父が入院したので、実家や病院に通っている日々だが、毎日忙しいわけでもなく、そんな合間にタモリ倶楽部を見たら、相鉄がJR直通開業記念についてだった。

いつもながらのテッチャンのノリのすごさに笑いながら見ていたが、最後に直通開業記念として、崎陽軒とのコラボ弁当が売り出されるというニュースが・・・。

一緒に見ていた夫と顔を見合わせ、買いに行こう! となった。

ネットで調べたら、池袋の東武デパートと西武デパートでも売っているらしいから、じゃあ、西武デパートで。

11/30から12/2まで、1人2個限定だって。

 

池袋西武、東武ともに、初日と2日目は限定100個、最終日は70個だそうだ。

崎陽軒本店など、全11か所での販売、総数5000個。

↑という販売情報もよくわからずに、取りあえず夫と西武デパートに10時半頃着いた。

すでに行列。

そして、記念弁当以外のお弁当、あるいはお菓子を買う人もこの行列に並ばなくてはいけないらしく、係の方が、ISP(池袋ショッピングパーク)内にも崎陽軒の売り場がありますので、お急ぎでしたらそちらへ、と案内していた。

私達が並んだ後、まもなく整理券は終わった。

ぎりぎりだけどゲットできたから、お昼は崎陽軒のお弁当だったよ。久しぶりに美味しかった。

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 醤油入れ(崎陽軒のキャラクターで、ひょうちゃんとか言うそうだ)の絵付けは、電車とそうにゃん(相鉄のマスコットキャラクター)の2種類。うちは3個ともそうにゃんだった。

絵付けしていない裏側は平らになっているので、箸置きにも使える(らしい)。

ひょうちゃんが好きで集めていた友人によると、以前はコルクの栓だったそうだ(今は、プラスチック)。

長男のお弁当に入れてやろうと思ったが、使用後綺麗に洗うのが意外と大変。

飾っておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋晴れ

昨日まで実家に行っていた。

台風の後始末や修繕はほとんど終わっているが、元通りになったわけではない。

 

離れの2階に上がると、まだ使えそうだからと残ったモノが雑然と置かれていた。

 

畳は全てダメになったので捨ててしまったけれど、新しい畳はまだ入れてない。

二室あるうちの一室は天井板が剥がされたままだけれど、そちらにも新しい天井板を張る予定はない。

誰も住む予定のないところにお金を掛けて入れる気もしない、というのが父の本音。

 

畳が無くなった部屋の床板は合板だったので、雨に濡れたせいで乾いてもベコベコしている。

廊下は一枚板が貼ってあるのでしっかりしているが、こちらは泥やら何やらで汚れたまんま。

掃き掃除はしているが、雑巾で拭き掃除する気になれない。廊下だけでも20畳近いスペースがあるので、誰も住む人がいないならもうこのままでもいいか・・・などなど私もかなり横着になっている。

靴で入れる離れ、雨の日の物干し台・・・という位置づけになってきた。

 

障子も紙を剥がして拭いてあるけれど、一か所にまとめて置いたので、それらを元の場所に戻していった。でも、新しい紙を貼る気にはなれない。

 

そうやって、掃除をしつつそれらを一つずつ片付けていったが、どうにも寂しい気持ちになる作業である。

父が隠居所のつもりで建てた離れだったのに、一度もその役割をはたさずにこの姿になったのが子どもとしては辛いモノがあるわけで。

 

先日実家に行く前に友人に会った時、実家の台風被害の写真を見せた。

私としては、まあ、ネタというか、話の一つとして見せたわけで、同情して欲しいとかそういうつもりはなかった。

こんなふうだったよという、それだけのことだった。

それに対しての友人の反応は、「でも、もっとひどい被害のあった人(ところ)もあったんだから・・・」だった。

 

友人の言ったことは間違ってはいない。

でも・・・、

 

それはないだろう!

 

というのが、私の本音。

もちろんそうは言わなかったよ。

彼女はそういう暗い出来事を聞くのがイヤだっただけかもしれない。

本気でもっとひどい被害に遭われた方がいるのだから、そんなことくらい、と思ったのかもしれない。

彼女の本心はわからないが、正論であることだけは確かなんだから。

 

では、友人がどう言えば私が納得、あるいは満足したのか?

どんなふうに言われても、納得、満足はしなかっただろうなとも思う。

そもそも納得、満足のために言ったわけでもないんだし。

ましてや被害を自慢したかったわけでも、同情されたいわけでもなかった。

  

後片付けをしている最中は、ただただ片付けることだけで他のことは考えられなかった。

たしかに、実家は母屋は無事だったし、断水もしなかった。

人の住んでいない離れ(非住家)が罹災しただけなのだから、住家が倒壊したり、屋根が飛ばされて雨漏りの家で過ごすことになった方々に比べれば、ずっとマシだったことくらい、言われなくてもわかっている。

私も父も、手伝ってくれた叔父さん達も、県南の酷い被害を報道などで知れば、お気の毒だなー、大変だろうなと話していた。過去におこった天災を思い出し、これくらいで済んだのだから不幸中の幸いだったと、辛い気持ちを慰め、自分たちを奮い立たせていたのだ。

それなのに、そんな気持ちも知らない、被害にも遭っていない他人に言われたくはない。

こういう反応をされて、被災者は2度傷付くのだと思った。

そんなことに気付いたのも、自分が被災者の側にたったからわかることだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

松井今朝子を読む

 

吉原手引草 (幻冬舎文庫)

吉原手引草 (幻冬舎文庫)

 

 

 

一の富―並木拍子郎種取帳 (時代小説文庫)

一の富―並木拍子郎種取帳 (時代小説文庫)

 

 

 

二枚目―並木拍子郎種取帳 (時代小説文庫)

二枚目―並木拍子郎種取帳 (時代小説文庫)

 

  

 

三世相―並木拍子郎種取帳 (時代小説文庫)

三世相―並木拍子郎種取帳 (時代小説文庫)

 

 

 

四文屋―並木拍子郎種取帳 (ハルキ文庫 ま 9-5 時代小説文庫)

四文屋―並木拍子郎種取帳 (ハルキ文庫 ま 9-5 時代小説文庫)

 

 松井今朝子の名前を知ったのは、直木賞を受賞したとき。(第137回《吉原手引草》で受賞)

 

直木賞を受賞したからと言って必ずしもおもしろいわけではない・・・少なくても私はおもしろくないと思った作品もあったわけで。

何故コレが受賞? と不満に思ったりしたこともけっこうあったので、それ以来受賞作だからといって期待しないようになった。

 

で、松井さん、気になってはいたけれど読まずじまいだった。

今回まとめて読んだらたいそう面白かった。

うーん、もっと早く読めば良かった。

 

内容も文章力も問題なし、というか、抜群の文章力。

すいすいすいすい読める。

読んでいて気持ち良い文章。

 

さて、並木拍子郎シリーズはどれもおもしろかったのだけれど、《三世相》の最後の話「旅芝居」を読んで、つくづくたいしたもんだ、と思った。

この話では千葉県の佐原や銚子が舞台となっており、その土地の方言や訛りが出てくる。

私は、千葉県と東京以外の方言や訛りはよく知らないので、小説で知らない方言や訛りが書いてあればそうなんだと思うしかないけれど、佐原近辺で生まれ育ったからそこの方言、訛りはよくわかる。

で、その方言や訛りが、かなりリアル。もちろん、リアルだけれど、まったくそのまんまでもない。小説だもの(笑)。

 

松井さんは京都の生まれで、早稲田大学卒業。

銚子地方にお友達やご親戚がもしかしたらいたかもしれないけれど、もしどなたも知己がいないとすれば、取材して書かれたのだろうと思う。それでここまでリアルに書けるんだ、と驚いた。

 

もっとも銚子や佐原地方の舞台にした小説ってあまりないからこんなふうに方言や訛りをリアルに書かれたものを読んだことが無くても、不思議はないんだろうけれど、さほど綺麗でもない方言や訛りをリアルに書いてくれたことは、ちょっと嬉しかった。

 

ラグビーW杯が終わった

一ヶ月半にわたって開催されたラグビーW杯は南アフリカの優勝で幕を閉じた。

この一ヶ月半、たくさん楽しませてくれてありがとうです。

 

この一か月半の日本は、晩夏から晩秋への時期でもあった。

残暑厳しく湿度が高かった9月後半の開幕、10月は台風や豪雨などの自然災害に見舞われ、11月に入ると朝晩が冷え込んでくるようになった。

わずか一ヶ月半の中でのこの気候変動を考えると、海外からやってきた選手達にとっては、日本の気候との戦いでもあっただろう。

 

勝戦イングランドvs南アフリカ

緊張感溢れる試合で、夫は「おもしろいけれど肩が凝る」などと言っていた。

準決勝の南アフリカvsウェールズを見て、南アフリカのフィジカルがすごい! と思っていたので、南アフリカが勝ちそうだなーと思っていたから、予想通りでちょっと嬉しかった。もっとももう一つの準決勝、ニュージーランドvsイングランド戦は、絶対ニュージーランドと思っていたのに、予想がはずれてがっかりしていたから、よけい嬉しかったのかも。

 

今週はテレビのバラエティや、スポーツ番組に毎日のようにラグビー選手が出演している。時の人、だね。

ここ、20年くらい、どんどんラグビーの試合中継する番組が減っていたのに、W杯開催の影響は凄まじい勢いなんだと思った。もちろんそれは日本チームの頑張りがあったからなんだけれど。

そういえば、2015年のW杯のあと、スーパーラグビーに日本が参戦して、その試合は時々テレビで見ていたのだけれど、負けがこんでくると見たくなくなっちゃったんだよね。だからやっぱりこのブームを根付かせるためには、日本チームが頑張って勝っていかなくっちゃならない。

是非、そうなって欲しいと思う。

 

今年の流行語大賞に、「ジャッカル」が候補にあがるかもしれない、とどこかの番組で言っていた。「ワンチーム」「オフロードパス」なんかも候補になるかもね。

 

 

 

 

 

 

 

《沈黙のパレード》を読む

 

沈黙のパレード

沈黙のパレード

 

図書館で予約して半年以上、なんだか予約したことさえ忘れていたような気がする。

昨日、別に予約していた本が届いたというので取りに行ったら一緒についてきた。あれ?これも借りられるのですか? と お聞きしたら、さっき届いたんです、だそうで。

 

せっかくなので、すぐに読み始めた(なにしろ、私の後にもたくさんの人がお待ちだろうから)。

で、まあ、おもしろかった、、、んだな、たぶん。(←変な日本語)

 

うーーーん、文章はうまいんだよ、すらすら読める。

 

で、二転三転していき、意外な結末、、、っていうのも、悪くない。

司法で裁ききれない犯罪者を憎む被害者、悶える警察関係者、、、ってのもわかる。

しかしだ、しかしなんですわ。

私が一番驚いたのは、何故一番最初に疑われるべき人物を警察は野放しにして置いたのか? ってことなんですけど。

読み始めてすぐに、この人怪しくない? って思ったんだけど、、、そう思わせるように書いたって事なんだろうけどさ。。。。

ああああー、つまり、私はやっぱり東野圭吾の本を大量に読んでいるから、書き癖というか、東野圭吾の話の持って行き方に慣れちゃっているんだなー、と納得したりなんかするのだった。