日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

松屋の「シュクメルリ」なるものを作ってみる

先月だったか、息子が「松屋の『シュクメルリ』というのがうまいとネットで評判だ」とかなんとか言っていた。

でもあんまり興味がないので聞き流した。

すると昨日、「シュクメルリ、作ってくれないかなあ。ネットにレシピ出てるし、簡単みたいだよ」と催促が来た。

ふーん、そんなに食べたいのか、ってんでネットで検索。

クックパッドにも出てるし、他にもいくつか出てきた。

ふんふん、なるほど、それほど難しくはないみたいだ、よし、明日作ってやる、ということで、今日作ってみた。

 

簡単に言ってしまえば、チキンのクリームシチューみたいなもの。

なんだけれど、大きく違う部分もあるわけでして。

 

そもそも「シュクメルリ」って?

ジョージアグルジア)料理だったんですね。

クリームシチューとの一番の違いは、ニンニクをたっくさん入れること、レモン汁を使うこと、チーズもたっくさん使うこと、そしてサツマイモ!(クックパッドレシピでやってみた)

 

ニンニクやチーズはともかく、サツマイモって・・・合うんだろうか?

でもとにかく、レシピ通りの分量と手順で作ってみた。

最大の不安材料だったサツマイモがうまいんだ、びっくり。

ふーんそうなのか。

私はニンニクが苦手なんだけれど、とりあえず入れてみた。それほど嫌じゃなかった。

しかし、家族全員同じものを食べたから気にならないけれど、きっと他人にとっては臭い女になっただろう。

レモンも爽やかな酸味になって悪くなかった。

息子はずっと気になっていたものを食べられて大満足だったらしい。よかったね。(松屋ではもう販売されていないそうだ)

 

それにしても・・・それほど難しくもないから、材料の分量だけ紙に書き出して手順は覚えた・・・つもりだった。なのにいざ作り始めたらやっぱり細かい部分を忘れている。何分焼く、とか、何分煮込む、とかね。

で、そのたびにリビングのパソコン画面をのぞきに走る。

そしてブツブツ言いながらキッチンに走って続きを・・。

それを見ていた息子が、

ープリントすればよかったのに

ーうーん、それが面倒だから覚えたつもりだったんだよ

ーじゃ、スマホ使えばいいのに

ーああ、そういうやり方もあったね(と言いつつ、スマホを見るつもりもなく)

ーせめてさ、そのパソコン、キッチンに持っていけば?

ーああ、そうだね、そうしよう

 

という、大変不毛な会話をしたのであります。

食後に、「お母さん、文明の利器はもっと効率的に使わないと意味ないよ」と言われたのだった。

うーん、誰のおかげでこんな目に遭ったと思っているのだ、と思わないでもないけれど、そうだな、これからはもうちょっとうまく使ってみようかな、と思ったのであります。