日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

飽きた・・・

4月に非常事態宣言が発令され、それから長男はリモートワークとなった。

いつまで続くかわからないけれど、まあ、とにかくそうやって約5ヶ月が過ぎた。

当初は通勤での感染が心配だったから、リモートワークになったことは良かったと素直に思っていた。それはまあ今でもそう思うんだけれど・・・。

でもですね、毎日の食事の支度がえらく負担に感じるようになってきたんですわ。

冷静に考えれば、夫は自営業でずっと家にいる生活だったし、長男だって朝と晩ご飯はほとんど家で食べていた。昼食の時にたった一人増えただけなんですけどね、この、昼に一人増えたってのが、結構面倒くさい。

朝、昼、晩、毎日毎日食事の支度に追われている気分。

 

んー、それだけ昼食は手抜きだったってことなんだろうな。

夫は私が作る食事に文句を言うことはほとんどない(まったくないわけでもないけれど)。簡単な昼食も多かったし、近所のお店に食べに行くことも多かった。

しかしだ、長男はそういう食事だと文句は言わないけれど、イヤな顔をする。こういうご時世だから外食はしなくなった。

 

で、私にしても一昨年仕事を辞めて専業主婦になってしまったから、きちんとつくらねばいけない気分でもあったりした。

しかし、である。わたしはもともとお料理があまり得意じゃない。というか、好きじゃない。時々気が向いて凝ったモノを作るのはイヤじゃないけれど、基本的にレパートリーが少ないわけだ。。

それでもこの数ヶ月は頑張った。ネットでレシピを検索してあまり作ったことのない料理にも挑戦してみた。それはそれで楽しかったりもした。

でもさ、もうそういうのにも飽きてきた。飽きたんだよ。

 

ここまで記してハッと思った。

飽きるほど立派な食事の支度をしていたわけじゃないじゃん。

相変わらず手抜きの昼食も多かった、テイクアウトやスーパーでお惣菜を買うことも多かった・・・はずだ。

朝食はパンと決めているし、夕食だけちょっとガンバって作った程度だ。それなのにウンザリしている私って、怠け者???だったんだ、(゚◇゚)ガーン。

いや、違う、やっぱりお料理が嫌いなんだ、基本的に。

 

などなど、ぼんやり考えていたのだけれど、そういえば実家の母も祖母も曾祖母もお料理はあまり得意じゃなかった、つまり育った家庭環境か?

ハハハ、責任転嫁。

 

でもさ、昔(私が子供だった昭和30年〜40年代)って、今ほどお料理にヴァリエーションがなかったような。今ほど流通が進んでいなかったから食材も決まっていたし、情報も少なかったから毎日同じような食事でもそんなものだと思っていた。

もっとも、よそのお宅の食事をその頃食べていないから、わかんないけど、うちだけだったのかなぁ?

 

現在はいろんなことが便利になって、手軽にいろんなことができたり手に入ったりする分だけ、主婦に求められるモノも多くなったのかなぁ。

 

怠け者の主婦は、自分ができない理由を他に求めたりするのだった。