日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

『ニューヨークが生んだ伝説の写真家〜永遠のソール・ライター』を観る

今日からBunkamuraザ・ミュージアムで開催されているソール・ライターの写真展。

https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/

 

展示は二部構成。

 

PartⅠ ソール・ライターの世界

1.Black&White

2.カラー(1)

3.ファッション

4.カラー(2)

 

PartⅡ

1.セルフ・ポートレート

2.デボラ

3.絵画

4.ソームズ

5.その他

 

2017年に同じBunkamuraザ・ミュージアムで日本初の回顧展が開催され、大きな話題になった(・・・らしい。私はその頃なんやらかんやら忙しく、開催されたことすら知らなかった)。

ということで、今回は前回発掘しきれなかった膨大な作品群の中から、世界初となる作品を含む未公開作品と作品資料が展示されている。

 

1950年代からファッションカメラマンとして活躍していたソール・ライターは、その色彩感覚が素晴らしい。

白黒の時代もハッとする作品が多いが、カラーになってからはまるで絵画のような作品が並ぶ。時に印象派、時にフォービズムの絵画を観ているみたいで、その世界観が楽しい。

会期中にもう一回観に行く機会があったら観てみたい。

 

永遠のソール・ライター

永遠のソール・ライター

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2020/01/09
  • メディア: 単行本