日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

建築史課題1の添削

添削完了の通知が届いた。
私が、うわぁぁぁ〜〜〜と気付いたミスには触れられず…って、あれはミスじゃなかったのか?


ま、いいや。


問題はやはり結論だった。
結論がわかりにくい、あいまい、食い足りない、という指摘はこれまでに何度かされてきた。
今回も同様だった。
テーマは悪くないし、序論から本論へはうまくいっているのに、本論から結論への導きがうまくいっていない。早い話が、思慮が浅い、考察が足りないということですな。


私は題材にローマン・コンクリートを選んだ。こんにちまで続いているコンクリートの技法(コンクリートの材料は変化している)が古代ローマで発見されたことは、私にとっては新鮮な驚きだったことが題材に選んだ理由。これについては、「材料学的な視点からのレポートは少ないので興味深かったです」とのことだった。
題材については迷った部分でもあった。「建築史」という科目なのだから、建築様式や工法についてのレポートにすべきなんじゃなかろうか、などなど。しかし好奇心のほうが勝ったわけで。
ローマン・コンクリートについて調べるのは本当に楽しかった。ずっと調べていたいくらいだった。
しか〜し、「高校までの「調べ学習」ではないので、事実の列挙ではない、仮説を実証するようなレポートを目指しましょう」と、なんともトホホな講評で、題材や結論うんぬんの前にレポートの書き方をしっかりしろよという話である。


ともかくも合格したので、課題2のレポートに着手しなくてはならない。
ロマネスクとゴシック、さてどうしよう。
ロマネスクの「枠組みの法則」についてはかな〜り興味があるのだけれど、また「事実の列挙」になってしまいそうだし、建築史と言うより美術史よりのレポートになっちゃいそうだし〜。
もうちょっと考えてみよう。