エレンコス(elenchos)
昨日もそうだったが、今日も力が出ないのでボンヤリした一日を送っている。
スクーリングと試験の準備がよほど辛かった(?)らしい。
そんなわけでボンヤリしているのだけれど、そんなボンヤリの頭に浮かんできた言葉が、哲学で勉強した「エレンコス」。
ボンヤリとは全然関係ない言葉。
エレンコス(反駁のための反対尋問)は、ソクラテス式問答法の中心となる技法である。ーwikipediaより抜粋
これは、最終的に、自分は無知であるということを自覚させるための問答法である。
知っているつもりでも実は知らなかった、理解の欠如に目を向け、無知であることを自覚してこそ、知的・精神的に進歩していける可能性がある、とソクラテスは考えた…らしい。
凡人はちょっと勉強しただけでそのコトを知った気になる。
そう、私が今「エレンコス」という言葉をここに書き込んでいるように。
試験も終わって(再試験にならない限り)もう哲学を勉強することはないだろうと思っているけれど、何故か妙に心に残っている言葉がいくつかある。
哲学、履修してみて良かったかもしれないと思う。
添削も早いし・・・。