日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

ロマネスク様式の外観とルネサンス様式の内部

夫は地図が読めない男らしい、と最近知った。
初めての場所にでかけると必ずと言ってよいほど道に迷う。地図を持っているにもかかわらず。
よく言われることだが、地図が読めない人は地図を回しながら見るらしい。
方角で考えれば回す必要はないと思うのだけど、地図を上下左右で見るから、東西南北の概念がすっ飛ぶらしい。
先日も神田須田町付近に行ったのだが、きっちり迷ったらしい。
そのおかげなのか、偶然なのか、カトリック神田教会を見つけ、写真を撮ってきた。
もともと建築物が好きでよく写真を撮っていたのだが、私が建築史の勉強中、さんざん、ロマネスクだ、ゴシックだ、ルネサンスだ、と騒いでいたので、最近は様式にも興味が湧いてきたらしい。撮った写真を見せてくれながら、これは何様式?と聞いてきた。


↑写真はWikipediaより引用(住所は千代田区西神田)

あ、これは見るからにロマネスク様式なんじゃない?
半円アーチやロンバルト帯風の装飾、量感のあるどっしりした外観はロマネスク様式だよね。
内部はルネサンス様式のバシリカ式らしい。

少しは勉強のかいがあったのかもしれない。ちょっとうれしい。