日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

昨日提出したばかりですよ

昨日は日曜日なので、レポートの受理通知は今朝9時だった。
そして、夕方5時には添削完了通知が届いた。
いったい、これは…、早い添削はもちろん嬉しいのだが、この早さはビックリ。(その後、富松先生の添削はとても早いらしいことを某先輩のブログで知った)


そして評価、講評にもビックリ。
富松先生の講評より抜粋。
「よくまあ、こんなに見事に簡潔にまとめられるものですね。感心して、言葉を失います」
と、先生の講評も簡潔でありました。
このあとにもう少し書かれていた。
「洞窟の比喩」については、是非『国家』全文を読んで欲しいとのことだった。


私は昨日も書いたとおり、チンプンカンプンだった。それはつまり「哲学」というものはおよそ私には似つかわしくない、あまりにもかけ離れた学問だと感じていたからなのだ。
教科書は分かり易かったし楽しかった。
でも、参考図書で何冊か読んだ本はどれも小難しく、わかりにくかった。哲学用語に拒否反応を起こしたと言ってもよいだろう。
こんな難しいことがわからないといけないなら、私には哲学がまったく理解できないと思った。


仕方がないから、教科書を再度読み直し、とにかく著者がこだわっている点を拾った。
私が書いたレポートは、難しいことは一切書いてない。難しいコトなんて考えられないのだから書けるはずがない。哲学用語も意味をきちんと理解していないのだから使いようがない。
わからないなりに感じたことを、とにかくこれは哲学のレポートなんだから論理的に書くんだよ!と自分に言い聞かせて書いた。それがこんな評価を頂けるとはビックリ。

夫も、うまくいけば80点くらいもらえるかもよ、と言っていたけれど、それ以上になるとは思っていなかったようで、さすがに驚いていた。


あのレポートのどこが良かったのか、私には今でもよくわからない。夫は、哲学の初心者として私の書いたレポートは必要十分と認めてくれたのだと言う。よくわからないが、そうなのかもしれない。