日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

みーんな悩んで大きくなった…何故か哲学

♪ ソ,ソ,ソクラテスプラトンか ニ,ニ,ニーチェサルトルか みーんな悩んで大きくなった(作詞 仲畑貴志

遠い昔に野坂昭如氏がCMで歌っておりました。

さて、何故この私が哲学?
私だってわからないわ。
一週間かけて読了したがよくわからない。
ソクラテスプラトンも、ニーチェサルトルも出てきた。
名前くらいは私だって知っている。CM見てたし…じゃなくて、それくらいの知識は一応持っている。


いやいや、知っているか知らないかではなく、哲学ってなんなのかということがこの教科書には書いてある。
どうやら哲学入門のための入門書…という位置づけらしい。つまりかなり初歩的な内容らしい。
それでも私にとっては小難しいことが書かれてあったのだけれど、感想としてはおもしろかった。
理屈をこねくり回しているみたいな気がしないでもないけれど、飽きずに読めた。


この教科書は通信のための教科書で、ルイス・E・ナヴィアの著書を富松教授が翻訳している。
あとがきで富松教授は、通信教育課程のための教科書を大学から依頼され、考えた末にこの著書を選んだいきさつを書いている。
通学生と違い教授や他の先生方からの直接指導が極端に少ない通信生は、教科書が頼りである。そのためにはなによりも面白く読める本をと、お考えになったそうである。
先生の狙い通り、この『哲学の冒険』はおもしろかった。(おもしろいと理解できたは別のことであります)
これまでに(何の科目かは書かないけれど)本当に本当につまらない(おもしろくない)教科書もあった。
もうそれだけでその科目を捨てたくなるほどだった。
私の理解力はこの際棚にあげて、やはり読んで面白い教科書が大事よね〜〜〜〜と実感したのであります。


そして、毎度のことだけれど、教科書を読了したからといってレポートが書けるわけでもない。
ここが始まりで、参考文献なんかをこれから読まねばならないわけで…。ううむ、まずは図書館へ行かねばなるまいよ。
(ああ、ちっとも哲学的な文章が書けない私)