日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

なんとか合格

メディア論課題1の評価が出た。
ぎりっぎりの合格。
予想していたとはいえ、凹む。
なんだかメディア論は私にとって鬼門のような気がしてきた。とほほ。
まあ、しょうがない。たとえ点数は低くとも合格したんだから次いきまーす。


そんなわけで意気消沈の私ですが、博物館通いは続いている。
なかなかメディア論課題2に適したところが見つからないの。そもそも、あの美術館にはあるとわかっていても、それを外して、今まで行ったことのない所ばかりに行っているのだから、しかたない。
でも、けっこうおもしろい。
小さい、あまり来館者が多くないような記念館を中心に見て回っているので、その館の方とおしゃべりできたりする。


今日は、学芸員が来館者を引率して説明していた。
(10名以上の団体の場合、事前に申し込むと学芸員の説明が受けられる館もある)
最初はずいぶんと詳しい人がいるなあと思って聞いていたのだが、途中で、あ、これは学芸員だと気付いた。(実際、後でうかがったらその館の学芸員で間違いなかった)
よどみなく展示物の説明をし、見学者の質問にもしっかり答えている。
だから団体のあとについていって聞かせてもらった。ラッキー!

これまでいくつかの記念館で、ボランティアの方の説明を聞かせてもらった(運良く、その時間帯に入館したので)。
一生懸命説明して下さった(本当に一生懸命です)ボランティアの方には申し訳ないが、やはり所々説明がわかりにくかったりした。
それからすると今日の学芸員は、まさに、THE CURATOR。
いや、比べちゃいかんだろう。
でもね、本当に感心したのですよ。
展示物への愛を感じたわね。
企画して展示するまで、それはご苦労がおありだっただろう。
記念館は美術館と違って展示品も絵画などの作品ではないから地味だ。その展示の意義、意味、価値をなるべく多くの人にわかってもらえるように、展示も工夫しただろう。
てなことがしみじみ感じられて、ちょっと感動した。


てなことばかりを考えているから、ちっとも課題に適した考察が出来ない。
ま、いいか。