日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

資料館に行く

博物館資料保存論、課題2のレポートを書くにあたり、トーハクの資料館で資料を閲覧するために出かけた。トーハクに行くのは初めて。上野公園内にあることはもちろん知っていた。でも展覧会を見に行くこともなかったし、ましてや資料館なぞ用もなかった。


暑い中、トーハク正門まで、途中修学旅行らしき一団に遭遇しつつ、なるべく日陰を選んでテクテクと歩く。。
しかし、トーハク正門から入ると入場料が取られるので、資料館だけなら西門に回って下さいと言われた。西門まではかなり距離がある。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=114
黒田記念館、国立国会図書館国際子ども図書館(長たらしい名称だ!)を眺めつつ、やっと辿り着いた。上野駅からより鶯谷駅からのほうが近かったんじゃないか? と思ったが後の祭り。
西門入口で「何用か?」と止められ、資料館で閲覧したいのだと説明したら、住所氏名電話番号、入場時刻、番号(入館者番号)を紙に記入して下さいと。はぇ〜、メンドクサイ。しかし逆らうわけにも行かないので粛々と記入。するとその紙とIDカード(?)みたいな入館証を渡され、首から提げてゆけ・・・はいはい。てくてく歩いてやっと資料館に着いた。
受付に行って、さっき自分で書いた紙を差し出す。それを帰るときにまた受け取って出口で渡さないといけないらしい。
私が閲覧したい資料は閉架なので、持ってくるからその間に荷物をコインロッカーに入れてきて下さい、と言われる。コインロッカーに向かうが、100円玉がない。また受付に行き、100円玉がないのですが、と言うと貸してくれた。(両替はできない)
ふと見ると、リュックを背負ったままのおじさんがいる。それで、小さいトートバッグくらいはいいのでしょうか?と聞いたら、透明ビニールのトートバッグを貸してくれた。どうしても荷物はコインロッカーに入れて欲しいらしい。
なんかここまでで相当疲れた(>_<)。


やっと資料が手許に来た。長かったよ、君に会うまでが。
資料はたいそう役に立ちそうだ。良かった、苦労してここまで来た甲斐があったってものだよ。
来る道中が暑かったせいもあり、汗が止まらない。汗を拭き拭き、資料を汚さないように読む。
コピーも欲しい(貸し出しは一切していない)。
受付に行って、コピーしたいのですが、と言ってみる。するとコピー申請用紙に記入してね、と言われる。
ああ〜、メンドイ。
それで、コピーの目的(空白の最後に「の研究のため」と書かれていた。そうか、ここでのコピーは、普通は研究のためなんだと気付く。そりゃあそうだよね)、コピーしたいページ、枚数を記入。(コピーの枚数は、一回につき50枚まで、一日最高100枚(?)という制限付きだったと思う)
コピー機は一台、順番に使うので、待つ。
やっと私の順番になり、コピー。
受付に行き、枚数分の料金を支払う。(モノクロ1枚30円也、カラーは忘れた)
なんつうか、もう、気分はヘトヘト。


終わったら荷物をコインロッカーから出し、戻ってきた100円玉、透明のバッグ、資料を持って受付へ。
最初に渡した紙を貰い、退館時刻を記入。
入場した西門へ行き、最後に退場の時刻を記入して終わり。ああ、なんか、本当に疲れた。


基本的に館員(学芸員?)さんは親切でした。コピー機の使い方も教えて下さったし・・・入口の警備員さんも↑の文章と違って丁寧でした。
でも、手続が一々メンドクサイ。国立国会図書館もきっと同様だろうと想像(利用したことがないからしらない。あくまで想像)した。


途中の国立国会図書館国際子ども図書館、黒田記念館など、建物がすばらしいのだけれど、ゆっくり見る気力も体力も残ってなかった。しかたない。
明日は東京都美術館に行く。
余裕があったら見学してこよう。