日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

鯛焼き…売り切れだった

天高く馬肥ゆる秋。
今日は日がさしていると暑いくらいだった。
メディア論、課題1の結果はまだだが、課題2の準備もしなくてはなるまいよ。
課題2は博物館を3館以上見なくてはならない。
う〜ん、面倒だ。そんな面倒なことは近くで済ませたい。


毎度のことながら、学習指導書をまだちゃんと読んでいない。
でも始めちゃう懲りない女。
まずは行きたい美術館に行こうと思った。ついでに課題ができればいいかな、とかなんとか甘い考え。
それで、天気も良いし、サイクリングがてら、文京区の弥生美術館に行くことにした。弥生美術館の招待券があったんだもん。
弥生美術館は竹久夢二美術館も併設されている。
これって、2館にカウントしていいんだろうか? …ダメだろうな。


ところで、招待券の地図をみたら、近くに立原道造記念館もあると書いてある。
夫に聞いたら看板も出ているからすぐわかるよとのこと。
よく調べもせず、立原道造にあまり興味もないのに、せっかくだから行ってみようと思った。


しかし、なかった。いつかは知らぬが閉館されていた。
いいんだ、別に、見たかったわけじゃなし…でも1館分損した気分。
うまくいけば、弥生、竹久夢二立原道造で3館のノルマ達成だったのに、という私の姑息な考えは通じなかった。
そもそも、この3館、設立者がいっしょだった(だから並んで建っていたらしい)。課題の意図からすると、全然ダメだな。


そんなこんなの邪念を抱きつつ、弥生美術館と竹久夢二美術館見学。
今、弥生美術館では陸奥A子展が開かれている。
う〜ん懐かしいです。陸奥A子。1、2階が陸奥A子で、3階が高畠華宵の作品。こちらは常設のようだ。
2階の連絡通路から竹久夢二美術館へ。竹久夢二の方は、夢二とアールヌーヴォー。これは面白かった。夢二って私的にはそれほど好きなわけじゃなく、だから近くても今まで行ったことがなかったんだけれど、ちょっと夢二を誤解していたかも。
2階から1階に降り、グルリとまわって弥生美術館の入口に戻る。
よそのお宅に間違えて入って、ついでにお宅拝見しちゃった、みたいなこじんまりした美術館だった。たぶん、この建物は個人の住居だったんじゃないかなと思った。


弥生美術館のすぐ前に東大の弥生門がある。
坂を降りたらすぐに不忍池
不忍池を眺め、不忍通りを根津方向に走る。
根津には「根津の鯛焼き屋さん」がある。
今日も行列だった。食べたいが行列はイヤだなと見たら、「本日分は売り切れ」だった。
あの行列分焼いたらもう今日はお仕舞いなのね、行列がなくても食べられないんだ。そうなると残念。
行列に並ぶくらいなら、諦めて帰ろうと思っていたのに…勝手なもんだ。


昔、千駄木に住んでいたことがあって、根津近辺も徘徊していた。
だけど、もうその頃のお店は全然わからない。
忘れちゃったというのもあるだろうけれど、すごく変わったという理由の方が大きいと思う。


千駄木付近で、私はちょっとばかし考えた。
谷中に行けば朝倉彫塑館がある。
ただ、朝倉彫塑館はただ今工事中(でも開館している)。
リニューアルしてからの方がいいよねぇ。
あまり意味のない思考回路。
で、結局そのまま自宅へ直行した。


明日も天気が良かったらサイクリングしてみよう。
近場の美術館を物色するのだ。