日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

怒濤のスクーリング、テキスタイルの6日間

18日(火)から6日間連続、テキスタイル基礎実習1のスクーリングだった。
真夏のスクーリング、ましてや6日間連続なんて、絶対避けたかった。
なんか今年度は、先月の試験といい、絶対避けたいのにそうなってしまったというパターンが多いな。
誰に頼まれたわけではなく、自分で選んでそうなったわけで、自業自得なんですけどね。


さて、テキスタイルの実習は、二つの作品を作った。
昨年度のブックバインディングも6日間(3日、3日に分割されていた)で二つの作品、ハードなのは同じでも楽しさが全然違った。
私的にはブックバインディングの方が楽しかった。


何というか、今回は授業の焦点が定まってない感じ。
何をメインに教えたいのか、先生方の思いが伝わってこなかったのである。
町の織物教室ではありません、という先生のお言葉があった割には、学問的な教えのための資料が少ない。レジュメもあの作業量の割に少ししかなかった。
と言うことで、作品作りにそれが影響する。
全体的に気分が乗り切れなく、できたときの達成感や満足感もわき上がってこなかった。
一緒に受講した方たちが、皆さん楽しかったとおっしゃっていて、それには感心した。なにしろ私はちっとも楽しくなかったから。


もしかしたら、この結果は予想通りなのかもしれない。なんかそうなる予感はしてたんだ。


しょうがないから、途中から気持ちを切り替えて、作品をつくるのではなく、自分の考えている織物における色彩効果を確かめるためにだけ制作した。
染織は色彩学の知識が必要なことは言うまでもないのだけれど、布を織るというのは、数学的な知識と考え方が必要であり、布を染めるには化学的な知識と考え方が必要となる。(もちろんそれだけじゃないですけど)
今回改めてそう感じた。

それが実感できただけでも良かったと思うことにした。
それと、実技のスクーリング時はいつも感じるが、今回はいつも以上に助手の方々が、あれもこれもと、たくさんの準備と手助けと後片付けをされていた。それは本当に感謝している。以上。