日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

先生方は何故そんなことを聞きたがるのか?

ムサビ通信に入学して丸3年が経った。
スクーリングも20科目くらい受けた。
スクーリングでは様々な先生方に出会う。
ま、そこまでは普通というか当たり前の話です。
ところで、私は喫煙者なので、スクーリングの合間にチョコチョコとたばこを吸う。美大なので喫煙所には困らない。(これだけは、ほんと、美大だわ〜と実感できる)
私以外の学生も吸いに来る。老若男女。そして先生方もいらっしゃる。
すると先生方は世間話のように「何故通信に入ったの?」と聞くんですね、これが。(もちろん全ての先生が聞くわけではないよ)
聞く対象はほとんど若い男女で、おばさんに興味はない。
私が聞かれなかったから拗ねているんじゃないんです。
単純な興味、あるいは若い人と勉強のこと以外で話すきっかけとしては一番手っ取り早いから…ということはなんとなく理解できる。でもさ、聞いてどうする?何故聞く?それは一部の若い人にとって残酷な質問だとは思わないのか?とまあ、ずーーーっと疑問に思っていた。
それが授業中居眠りしていたり、とんちんかんな、いい加減なレポートを提出して「いったい何のために入学したのだ!」と叱責されるのだったら理解できるんだけど…。
先生方は通学の学生にも、世間話のように聞くんだろうか?


通信にはよその大学を卒業あるいは中退して入ってくる人もいる。専門卒や私のように高卒で入ってくる人もいる。様々な年齢、履歴の人が入ってくる。だからその人がどういう来歴で、何故入学に至ったか、知りたいと思うのもわからないではないんだけれど…。


で、まあ、なんでこんなことをいきなり書き始めたかというと、ついに、私にそれを聞く先生があらわれたってことですわ。
そのときに若い人がいれば私には聞かなかったと思われるのですが、たまたま私しかいなかった。
それで、まあ、適当なことを理由として話したわけですが、それで先生が納得するかしないかなんて私には関係ないし、先生も納得したくて聞いたわけではないでしょう。
「おはよう」と同じくらいのご挨拶だったかもしれない。気にするほどのことではない。

それでも、と私は思う。
「理由は聞かないで!」と。