日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

卒業式を終えて

快晴の今日、無事に卒業式を迎えることができた。
学科は違うが数年前スクーリングで知り合い、それ以来久しぶりの学友にも再会できて感激! ともに今日の卒業を喜んだ。






6年前、入学を決めたときは卒業できるかどうかなど、あまり考えてはいなかった。
大学生というものになってちょっと勉強してみたいという程度の気持ちだった。少し長めのカルチャースクールに通ってみる・・・という感覚だったかもしれない。
もちろんそんな考えが甘いと気付くのにたいして時間はかからなかった。


私は基本的に勉強嫌いで飽きっぽい。苦手なことには手を出さない。辛いこと、イヤなことにはできるだけ背を向けたい、そういう普通の怠け者である。にもかかわらず勉強が続けられたのは、周囲の皆さんの励ましがあったからこそだと思う。


すぐに弱音を吐き、愚痴をまき散らしている私をいつでもあたたかく応援してくれた優しい友人達には、感謝の気持ちで一杯です。
こんなグダグダの私なのに、続いているだけで立派だと褒めてくれて本当にありがたかった。


家族である夫と長男にも感謝。
私がムサビ通信に入学したことを誰よりも喜び、常に叱咤激励し続けてくれたのは夫だ。
大学は研究機関であり、研究のための方法を学ぶ場所なので、「研究の仕方を学べたことが何よりの財産になった筈だ」と夫は言う。
夫自身が長年研究している分野があり、それについてまったく無理解だった妻(私)への希望的観測も入っていたのかもしれない。
この6年間、夫は沢山の助言と応援をしてくれる家庭教師でもあった。
そういう夫がいなかったら私のような怠け者は卒業できなかっただろう(きっと)。
6年間ありがとう。
長男は私の勉強には無関心だったが、課題やスクーリングで疲れ果てていたときに、食事の用意や後片付けをしてくれた。パソコンの操作も手伝ってくれた。お母さん、またかよ、とあきれられもした。ごめんね、面倒かけて。そして手伝ってくれてありがとう。


この6年間にスクーリングなどで知り合った方々、課題のために取材した方々にもたくさんの助言と励ましをいただいた。この場を借りて御礼申し上げます。
本当にたくさんの方々に支えられての6年間でした。


ともかくもこうして無事に卒業でき、私の女子大生生活も終わりを告げた。(夫の「妻は現役女子大生」という楽しい身分? も同時に終わってしまった)
このブログも以前のタイトル「日和見日記」に戻します。