日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

最後の一文

一大決心(?)で読書日記…というわけではなく、やはり読んだのか読まないのか、すっかり忘れていることがあまりに多いので、とりあえず、以前のようにまた付けておくことにしました。
昨日読んだ本
・鬼女の花摘み(御宿かわせみ30)
・江戸の精霊流し御宿かわせみ31)
・十三歳の仲人(御宿かわせみ32)
以上三冊平岩弓枝
今日読んだ本
・四両二分の女(物書同心居眠り紋蔵6)
・白い息(物書同心居眠り紋蔵7)
・向井帯刀の発心(物書同心居眠り紋蔵8)
以上三冊佐藤雅美

読んだか読まなかったか…この4年近く、あまりにも読書らしい読書をしてこなかった。
仕事を始めたらとても余裕がなくて…というのはもちろん言い訳でしかない。
でも、まあ事実はその通りで、最近やっとまた以前のように図書館で本を借りて読めるようになった。
でも4年間まったく読書をしていなかったわけでもないから、シリーズで読んでいた本はどこまで読んだのか、まったくわからなくなっていた。
奥付で発行年を見て、たぶん読んだであろう、未読であろうと、適当に選んで借りてきた。
しかしなあ、タイトルだけではわからないと言うのが悲しい。
タイトルはどれも見覚えがあるんですよ。新聞広告で見た可能性もあるし、本屋さんでちらっとみた可能性もある。
図書館でぱらぱらっと読んでみたけれど、やっぱりわからないんで、借りたわけ。
すると「御宿かわせみ」のシリーズはどれも読了していた…。
「居眠り紋蔵」は…?
これが、読み進めても読んだのか読まなかったのか、今一つわからない。居眠り紋蔵シリーズは決して嫌いじゃなかった。いやどちらかというと好きな方だった。新刊が出たらせっせと読んでいたはず。それなのに忘れている。
情けない。
池波正太郎とか、藤沢周平だったら、なんとかおぼえているのに。
それ以外ははっきりいって数をこなしているだけだったようだ、とわかった。

しかしですね、「四両二分の女」の最後のページの最後の一文を読んで思い出しました。
読んだことある!
このあと紋蔵はどうするんだろう、どうなるんだろう、と思ったことを、思い出したんです。
それくらいインパクトのある(私にとって…ですが)最後の一文だった。