日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

桃のコンポートを作ってみた

昨日、近所の八百屋さんで桃を買った。

品種は「あかつき」山形産。

 

桃はいつもスーパーで買っている。ちょっと高級食材を置いている、そうだな、成城石井みたいなスーパーだと言えばわかりやすいかな。

で、そのスーパーの桃は高いが間違いなく美味しい・・・だったのだが、数年前、ひどくまずい桃だったことがあった。硬いし、甘さも少ないし。信用して買っただけにひどくがっかりした覚えがある。

それで懲りてしまって、ここ数年桃を買いたいと思わなかった。

でも今年は久しぶりにそのスーパーで買ってみた。やわらかくて、皮がきれいにむけて、種の身離れもよく、美味しかった。うれしい。あの年だけ変だったのか? それはわからないけれど、とにかく美味しかった。

そして、やっぱり高い。(千疋屋さんほどじゃないよ、さすがに)

 

美味しい桃をお手頃値段で食べたい。

八百屋さんならお手頃値段で売っている。しかし、味はどうだ? (桃って手に取って匂いを嗅いだりするわけにはいかず、そして見た目じゃ味がわからんのだよ、私には)

散々迷って「あかつき」3個入りを買った。

「あかつき」は硬めの桃だけれど、おいしいよ! と八百屋のオジサンが力説したから・・・。

さっそく夜、1個剝いてみた。しかし、ホントに硬かった。ごりごりするし、甘みも少ない。

夫と息子、私は思わず顔を見合わせてしまった。

いかん、これは生で食べられない。(「あかつき」の名誉のために言えば、熟れていればちゃんとおいしい桃なのだ。高級桃の部類だし)

しかたがない、コンポートにしよう。。。。と、やっとここでタイトルのところに行き着くわけです。

それで2個目を剝いたら、こちらは熟れていて甘くて美味しい。しかし3個目はやはりダメだった。こういう当たり外れが大きいからあの八百屋さんで買いたくなかったんだよ、とブツブツ言っても遅いさ。買った私がバカだった。(その八百屋さんの名誉のために言えば、他の果物や野菜は安くてソコソコ美味しい。桃だけがいつもダメなんだよ)

で、2個目の美味しい部分だけ夫と息子に食べさせて、残りはすべてコンポートにした。

たしか、数年前、まずい桃だったときもコンポートにしたんだった。

一応ネットでコンポートの作り方を検索。

すると砂糖で煮るだけなんだけれど、綺麗な色に仕上げるためにレモン汁が必要らしい。

でもレモンがない。すでに桃の皮は剝いてあるし。(作り方も確かめずに始めるところが私らしい・・・)

レモンがなければ、りんご酢でもいいらしい。でも、りんご酢もない。米酢じゃだめだよね(笑)。いや、少量なら良いか、とかなんとか、私の少ない脳味噌で考えた。つまりクエン酸が入ればいいんでしょ、と。

それで思いついたのは、梅酒。あれを少量入れればいいじゃん、あ、そうだ、梅ジュースも作ったのが冷蔵庫にあったよね、あれも入れてみよう。

 

ということで、桃に対して約30%の砂糖、300ccの水、大さじ一杯の梅酒と、やはり大さじ一杯の梅ジュースで煮てみた。

おお、美味しそうにできたじゃないか。ほんのり梅の香りもして爽やかだよん。

 

さっそく今朝、ヨーグルトに入れて食べたら美味しかった。

これ、桃を細かくして、少し煮汁も加えて、炭酸で割ったらきっとうまいに違いない。

なんか嬉しくなった。

桃の季節が終わる前に安い桃をまた買ってきて作ろうかなーとか考えている。