今更なんですけれど
もう卒業しちゃったもーん、レポート書かなくていいんだもーん、と卒業した(できた)嬉しさにそういうこと(辛かったこと)は忘れたつもりでいたけれど、折に触れ思い出したりする。
最近、何故か夫がレポートの書き方の本を借りてきた。
- 作者: 小笠原喜康
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2018/10/17
- メディア: 新書
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で、パラパラと読んでみた。
すごいよ、(レポートの)用紙、フォント、文字の大きさ、そんなことから始まっている。
ムサビ通信では、入学すると最初に送られてくる教科書や学習指導書の中に「レポートの教室」という、レポートの書き方についての教科書が入っていたから、ほとんどの人はそれを参考にレポートを書いている(と、思われる)。
- 作者: 佐久間保明
- 出版社/メーカー: 武蔵野美術大学出版局
- 発売日: 2011/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もっとも、大学指定のレポート用紙が送付されて、それに手書きする、あるいはWebから直接送るのがほとんどだったから(ごく稀に、A4用紙に出力したレポートでも可、の科目もあったけれど)、フォントについて考えたのは卒論くらいだった。
で、今更レポートの書き方を読んで、もしかしたら何かの役に立つかも(何の役に立つ?)とかなんとか思ったのだけれど、やっぱり「今更」だった。
成績はともかく、卒業出来たって事は、なんとかレポートが書けていたってことらしいと再確認できただけだった。
ということで、内容については既知のことばかりだったのだけれど、こういう本が売れていると言うことは、書き方のわからない学生も多いからなんだろう。用紙、フォント、文字の大きさ、という、基本の基(?)から書かれている本が売れているこの事実を知ったことが収穫だった? かも・・・。