日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

花吹雪の飛鳥山公園とその周辺

今日は飛鳥山公園に行って来た。

明治通りから眺めた飛鳥山の桜


さすがに飛鳥山もすごい人出だった。


飛鳥山公園内の一区画に旧渋沢邸があり、昔から好きな場所。
以前は有料だったが、再開発で整備、飛鳥山公園内に渋沢史料館本館が増設されてからは庭だけは無料で入れるようになった。
庭園内には青淵文庫、晩香盧があり、入場すれば外観が眺められる。入館は渋沢史料館本館のチケットを持っていれば無料だったと思う。

↑青淵文庫、横から


↑青淵文庫、前から


↑澁澤栄一像


飛鳥山公園内に開設された渋沢史料館については、ミュゼオロジー1の通信課題でレポートを書いた。
以下にその抜粋を。


ミュージアムを構成する「もの」「ひと」「場」』

(前略)
 日本の近代経済社会の礎を築いた渋沢栄一(1840〜1931年)の生涯、業績、思想と、渋沢の生きた時代に関する資料を展示している渋沢史料館は、公益財団法人渋沢栄一記念財団が運営している。当初は渋沢栄一の旧邸『曖依村荘』跡に残る大正期の2つの建物『晩香廬』『青淵文庫』だけを施設として開館していた(註2)。私は本館増設以前に数回見学に行ったが、見学者は少なく、館内にも館員らしき人の姿はほとんど見かけなかった。建物の管理は多少されていたようだが、庭の奥の方は荒れ果てており、荒んだ雰囲気が漂っていた。その当時は晩香廬と青淵文庫を見せるためだけに開館されており、見学者のためのサービスや企画といったものは皆無であった(註3)。近代日本経済の礎を築いた渋沢の史料館として、これはあまりなことではないかと思った記憶がある。それでも何回か見学に行ったのは、庭の大きな桜の木の下にある白い椅子に座って、青淵文庫と晩香廬を眺めるのが好きで、静かに落ち着いた時間を過ごせたからである。
 その後増設された史料館本館は、1階が受付、ミュージアムショップ、閲覧コーナー、2階が展示室の近代的な建物である。2階にあがるとまず歌川国輝画の『東亰名所海運橋兜甼三井組為換座五階造真図』を大きく引き延ばしたパネルがあり、その前に等身大の渋沢の写真が展示されている。渋沢の代表的な業績である国立第一銀行創立の絵から常設展は始まっている(註4)。
(後略)




飛鳥山公園内を歩き、途中で赤飯おにぎりとみたらし団子をほおばり、王子駅に抜ける。
王子駅からすぐのアスカルゴ乗り場では行列が出来ていた。



明治通りからアスカルゴを眺める


↓その後、明治通り沿いの音無親水公園へ。



さらにその近くの醸造試験所跡地が公園になっているのでそこにも見に行った。
どこも親子連れで賑わっていた。


花吹雪がハラハラと舞い、地面がピンク色になっている。
咲き始めも、満開時も、散り際も、桜はいつでも目を楽しませてくれる。