日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

そうなのか…

ずいぶん前に卒業されたムサビ通信生のblogを偶然見つけた。すごくおもしろかったので、一気に読んでしまった。

全部を入念に読んだわけじゃないけれど、「もぐり」の記事には驚いた。
一度出席したスクーリング(座学)に、同じ年にもぐりでもう一回聞きに行かれたそうだ。
座学だけのスクーリングは、受講した人ならおわかりでしょうが、受講人数が多い。だから紛れ込んでもわからない。
そうだよね、そういう印象だけはあったなー。
一応、大学からは、スクーリング受講証、学生証を持参するようにとは書かれているけれど、受付でそれを確かめるわけじゃないし、最後に出席カードを提出するだけだもの。これって、ニセ学生も入れるかも…と漠然と感じたことはあったんだ。
まあ、昔から通学でもその手の話はよく聞いたわね。逆に大人数だから、サボって出席カードを友達に代筆してもらう(あるいは代返)も可能だったりするわけです(夫談)。少人数のゼミだとそんなこと無理だけど(そもそもゼミと一般教養の大人数講義と比べても意味ないけどさ)。


で、何に驚いたかって、わざわざスクーリングで「もぐり」をする人がいたんだ、ってこと。通信生は通学できる距離の人ばかりじゃないから、スクーリングの受講自体、かなり大変な人もいるのに、それをわざわざもう一度?
通学の場合は、講義内容がよくわからなければその日でも後日でも、友人や教授・講師に直接聞くことが出来るけれど、通信はそれが難しい(できないとは言わないが)から、もう一回講義を聴きたいという気持ちは理解できる。が、わざわざもぐりまでして聴くってすごく熱心な人…というイメージができあがったわけ。
自分が納得できるまで勉強しようと思ったら、そうなるのかもね。残念なことに私はまだそこまでの気持ちになったことがないですが。


その人のblogでおもしろかったことは、もう一つ。日本画の技法について書かれていたことです。
それほど詳しく書かれていたわけではないけれど、以前日本画の人とスクーリングで一緒になったとき、模写の参考作品に選ばれたというので、ちょうど夏期スクーリング中で展示されていたから見に行ったんですよ。さすがに参考作品だけあってすごく上手だったんですが、なんでこんなに上手に模写できるんだ?と、ま、単純に感心しちゃって、それ以上ご本人に聞くこともしなくて。聞いたところで私には日本画なんてできっこないしーな気分だったってことよね、きっと。
それらについて、少し知った今も、ま、できっこないしーは同じなのですが、知ると知らないでは大きく違う(と思う)。
ということで、今日も課題は手つかずだけれど、ちょっとお勉強した気分。ホントに気分だけ…。