日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

杉田梅

「こんにちわいっと6けん」(NHK総合)で梅料理研究家の乗松祥子さんが「杉田梅」というのを紹介されていました。普通の梅より大きく、酸味が強いので梅干しに適しているそうです。
100年持つ梅干しを作るためには、酸味と塩加減が大事なようです。私は100年もたったら自分が死んじゃうんだから、そんなに長持ちする梅干しが欲しいとは思いませんが、研究家ともなると、そんな考えではイカンのですね。この先の子孫に味や伝統を伝えるためにも、せっせと日本中探して、見つけた梅だそうです。
杉田梅は現在少しずつ見直されているものの、収穫量は他の梅にくらべるとだいぶ少ないようで、どうやらその大きさが原因らしいです。食卓事情がよくなって、梅干しに頼らずにご飯がいただけるわけですから、大きい梅干しは一回の食事では食べきれないんだとか。というか食べ残しが汚らしい、と敬遠されているので、お母さんは食卓に出すときにちぎって出されたらいかがでしょう、という提案でした。
梅干しの漬け方も紹介されていて、うちでは18%(それでも最近では塩分濃度が高い方)ですが、20%以上で、ということでした。100年持たせようと思ったら、30%〜50%(!)がよろしい、って…、生きている間に食べたいので、私はこれからも18〜20%で漬けていこう、と決心(?)しました。