日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

台風だ〜

夕方になって風雨が強くなり、あらいよいよ台風? という天気。
朝日新聞の夕刊に作家の久田恵さんが年金(政治家の未納問題のことも含めて)について書いている。今までニュースをみたり、新聞を読んでいても、なにかモヤモヤしていたことが、この文章ではっきりした気分。とてもわかりやすく丁寧に書かれている。
特に、そうなのよ、とうなずいてしまった部分を抜粋。

  • ー前略ーそれでも、私たちは年金保険料を払っている。払っても将来、自分の生活を十分支えるほどの額ではないと知りつつ。それが強制だったり、国民の義務だったりするからだけではない。自分が払うこのお金が、今、障害を得て働けなくなっている人や高齢な人の年金として使われ、わずかでも自分の行為が社会の支えになっていると信じているからである。ー後略ー

その通りだと思う。払った分の年金がもらえないかもしれないから、というのがよく使われる未納の人の言いわけだけれど、そもそも年金の役割というものが、きちんと伝わっていないのではないか。それは役人根性丸出しの社会保険庁のお偉いさんたちや、選挙(=金儲け、権力の座)のことしか考えていない政治家の責任だと思う。
久田さんも嘆いておられたが、年金の制度への信頼を損なわせた官僚や政治家の責任は大変重いわけで、もっとちゃんとしてよ! と叫びたくなる。