やっぱりの不合格
うまくいけば合格か・・・と甘い考えで提出した草稿はやっぱりの不合格で戻ってきた。
仕方ない。
先生のおっしゃることはいちいちごもっとも。
わかっていてもそれ以上書けなかったんだから当然の結果である。
ただ、先生の講評は優しかった。
講評の最初に「再提出にしてはおりますが 〜中略〜 面白く読みましたし、もっと読みたいという強い気持ちが湧いてきました。論文としての独自性は確保されていますので、この調子で」さらに取材、調査を進め、書ききれなかった部分を補って欲しい、という、ホントにホントに優しいお言葉が入っていた。
「箸にも棒にも掛からない、こんなの論文とは言えない」なんて酷評が来たらどうしようとおののいていたからそういう意味ではホッとした。
あの博物館実習の通信課題の講評みたいに、良いところは1㎜もない・・・みたいな(そうは書いてなかったけれど)講評だったらどうしようと思っていたから、少なくても今回はツンドラ地帯に飛ばされずにすんだ(気分)。
その後に、この先どのように進めて行ったらよいか、アドバイスがドドドドドドーーーーっと書かれている。
最後に「加筆修正した全体草稿を再度11月20日までに提出」するように、とのことだった。
全体草稿には一つ一つ、ここはもっと細かく丁寧に、ここはどうしてこうなるのか、など、細かくチェックが入っていた。
不合格は辛い事実ではあるけれど、(ちょっとだけでも)早めに提出して良かったと思う。
添削は一ヶ月くらいかかると考えて欲しいとのことだったが、(締切ギリギリだったらほんとに一ヶ月近く掛かったかもしれない)約一週間で戻ってきたから直す時間はじゅうぶん確保できた(はず)。
私のぼんくらな頭でグズグズ考えているよりずっと早いのだから、添削はありがたいです。
夫も「ちゃんと評価してくれてる。頑張ればなんとかなりそうじゃないか」と言ってくれたし。
やっぱり一番嬉しかったのは「論文としての独自性が確保されている」という文言だった。
方向が間違っていないのなら、あとは添削文をしっかり読んでしっかり考察していけば良いのだ・・・と言うは易く行うは難しなのでありました。