日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

凄い音がして雹が降ってきた

午後3時過ぎ、台所にいたら外でバンバンガラガラと、何かを打ち付けるような音がしてきた。
ん? なんだ?
リビングに行って窓の外を見たら雹が降っている。
雹が降っているところをみるのは生まれて初めて(たぶん)。
そして雹はドンドン大きくなり、量も増えている。大嫌いな雷も鳴っているけれど、見ないではいられない。
コンクリートの上に落ちた雹は跳ね返っているし、いやー凄いもんだなあと感心するやら、驚くやら。
そうこうしているうちに風は益々強くなり、雹混じりの大雨となった。
すると今度は玄関の方でもの凄い音がしてきた。強風が玄関に向かって吹いており、吹き込んだ雨や雹が玄関のドアに叩き付けられているらしい。怖くてドアを開けられなかった。
リビングに戻り外を見るとルーフバルコニーが池のようになっている。なんとも、凄い光景になってきた。(うちのベランダ+ルーフバルコニーは排水が悪く水が溜まりやすい)


雹が降っていた時間は短い(たぶん10分くらい)のだけれど、とんでもないことになっていたらしい。
私はその後一歩も外に出なかったが、夕方帰宅した夫によると、公園の木の葉が全部落ちちゃったんだじゃないかと思うほど地面に散らばっていた、とか、駒込駅の屋根が壊れたらしい、とか、テレビクルーが来て取材していたよ、とか。


昨日、所要で栃木県に行ったのだが、帰宅時に鬼怒川を渡った。
一作年堤防が決壊、氾濫して流域の常総市に大被害をもたらした鬼怒川。昨日は広い川幅の一部分が流れているのみで、あとはのどかな河川敷の風景。それが大雨によってあんな大災害になったとは、俄には信じられない穏やかさだった。
自然災害は人間の想像を軽く飛び越えてやってくる。


それにしても栃木に行くのが昨日でよかった。家にいたから呑気に雹を観察できたけれど、途中のバスや電車の中であんな雹やゲリラ豪雨にあったら怖くてたまらなかっただろう。
くわばらくわばら。