日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

『現代詩集(二)』編者:大岡信 集英社

映像メディア表現1の課題2のために図書館で詩集を借りてきた。
課題2は「自作プロジェクトの企画制作」という課題。実際に自分で映像作品を制作すると想定して計画書を作成する・・・ということらしい。
条件を簡単に書くと、以下の中から一つ選んで作成しなさいと。

1・自分で選んだ詩からインスパイアされる世界を映像表現
2・身近なエピソードの映像表現
3・「制作する人物」の人となりを取材し映像表現

で、私は2でやろうと準備を始めた。
私のことだから指導書をよく読まずに先走ってあれこれ集め、やっぱりの勘違いに気付き軌道修正←今ここ。
2でやることは自分の中では決定しているのだけれど、1もちょっと気になった。
それで、滅多に読まない現代詩集なんかを図書館で借りてきた。
ここで紹介しようと思ったけれど、古い本なのでアマゾンでは検索できない。
現代詩集・・・売れないだろうな。


詩を読むと、映像が頭の中にパ〜〜〜っと拡がる。それを実際に映像化することを考えよ、ってことなんでしょうね。
それで詩集を借りてきてパラパラと読んだわけ。
思っていたより良かったけれど、現代詩集といっても古い本なので、若い人にとっては今現在の感覚で読むとちょっと違うかも。
(それでも昭和の詩なので、読みやすいと思うよ)


文章や詩を映像化って、なんかどこかで聞いたような・・・と思っていたが、そうそう以前履修した「編集計画・課題1」だ。
あれは映像制作ではないけれど、「天地創造の物語と、それにふさわしい任意のビジュアル作品を選択して作品制作」だった。
私はギリシャ神話を選んだが、その時にビジュアルがすっと浮かんで、そのまんま作品にしてみたんだ。
今回もそういう詩があったら即それに乗り換えようと思ったのだが、映像となるとなかなか難しい。
でも、せっかくだからもうちょっと読んでみようと思う。


最近は参考図書やらなんやらでせっせと図書館通い。
先日アンケート用紙を渡された。最近近所の図書館員はほとんど派遣会社からの派遣。そのことについてのアンケートだった。
北区、豊島区、文京区の3区を利用している。運営まで任せているのかどうなのかは不明だが、少なくてもどの区でも派遣の人が受け付けカウンターにドンと構えている。
それが悪いなんてサラサラ思っていないし、サービスが良くなるなら私としては歓迎なんですよ。
でもね、サービスが良くなったのか? それが問題なんですわ。
言葉遣いは良くなった。
テキパキしているし、態度も悪くない。
でも、なんでだろう、それ以前に比べ微妙に居心地の悪い空間になった。
図書館のサービスって、そういうことじゃないだろうと思うからかな。
読みたい本がいつでも揃っていて欲しい。どこに何があるか即答して欲しい。ついでにアドバイスも欲しい。
それなのに、派遣の館員にそんなこと聞いてもわかるかな、派遣にそんなこと聞いちゃ悪いかな、とこっちが勝手に思っているから、聞けないのだ。
派遣館員のほとんどは本は好きかもしれないが、全員が司書の資格を持っているわけではない・・・と思う。(聞いてみたことないけどさ。それに、以前だって司書は一つの館に1人乃至は2人で、あとは司書の資格を持たないパート職員だったりした)
それと、私は以前、図書館ではないが派遣で仕事をしたことがあって、それがかなり専門的な分野の、ほとんどが有資格者の職場で、資格なしでできる雑用をやっていた。そこにやってくる人は私も有資格だと思っていろいろ質問してきて、でも、資格のない私には何も返事をすることが出来ないという経験があるので、なおさらそう思うのかもしれない。
そのように私が派遣の方々に対して色眼鏡で見ているから聞けないだけなのだが、そういう空気が流れていることが問題なんじゃないかと思う。
・・・てなことはアンケートには書かなかった。
一生懸命仕事をしている皆さんには申し訳ない気がしてね。
それ以外にもいろいろ思うことはある。難しい問題だと思う。