日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

最近、夫は月に1回、仕事の打ち合わせを目黒ですることになった。
目黒には私の好きな御門屋の揚げ饅頭がある。
いや、目黒じゃなくても売ってはいるが、本店は目黒。
ということで、毎回買ってきてくれる(らしい)。まだ2回目だけど。

今回は季節限定の栗餡が入っていた。
小豆餡よりすこしだけ高いらしい。
ちょっと期待して食べたのだけれど…微妙。
栗は好きで、栗蒸し羊羹大好きだし、栗饅頭も大好きだ。
なんだけれど、この栗の揚げ饅頭は微妙だった。まずかったわけではない。でも期待したほど美味しくもない。
問題は餡なのか? 栗なのか? 両方なのか? 期待しすぎた私が悪いのか? わからないけれど、夫にはいつもの小豆餡だけで良いからと言った。夫も同感だったようである。


栗のお菓子と言えば、長野県の小布施が有名だわね。
遠い昔、長野に旅行に行った際お土産で買った小布施の「栗かのこ」だったか「かのこ栗」という栗羊羹がとってもおいしかったという記憶がある。小布施堂の「栗鹿ノ子」ではない(←それもおいしいんだけどさ)。う〜ん、たとえて言えば、鎌倉・豊島屋の「谷戸歩き」(半棹1,296円 1棹 2,592円)に近い。豊島屋ほど高くなかったし。(後年になって「谷戸歩き」を食べて美味しかったから、そちらも、それはそれで好きですよ)。
栗蒸し羊羹で他に好きなのは、石川県・松葉屋の「月よみ山路」。1棹648円というお手頃なお値段なのに、美味しい。
成田にある米屋の「栗むし羊羹」(一棹 1,100円)は、千葉県出身の私にとっては食べ慣れた味で、あれも嫌いじゃない。もっちりとしていて、なんともよろしい。
岡埜栄泉の栗饅頭は堂々としていて好きだし、崎陽軒の栗入り月餅も好き。
洋菓子だったら、マロングラッセモンブランも好き。


というわけで、栗を使ったお菓子は好きなんですよ。
なのに、御門屋さんのは微妙だった。
私の口に合わなかった(良さがわからなかった?)だけかしら…。