日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

課題1と2

描いたイラストを提出前に急いで撮ったので、画用紙の歪みがそのまんま。
全体的に暗いし、いい加減な撮り方で、以前から思っていたけれど写真の才能がないことを痛感。


課題1・写真とイラストレーション
「のはらであそぶ」

講評:手前の草花が雑(自分でもそう思いました) グラデーションをつけて奥行きを出すこと 陰影をつけること 手前にかたつむりがいて遠近感は出ている 女の子が秀逸


LEGO劇場」

講評:グラデーションをつけて奥行きを出すこと 陰影をつけること 明るい色使いでポップで楽しい劇空間の雰囲気が出ている レゴが上手く描けている できれば母子でレゴを作っている手が欲しかった


「ドアを開けたら」

講評:スクラッチが目立たなくて残念 背景と写真の対比が良いが、背景のどこまでも続く闇の中に震災の様子を入れて欲しかった ドアを開けている姿がちらっとでも入っていた方がよかった クレヨンの混色がきれい 
…ゴッタゴタの(だらしない)書斎がメインテーマで、震災は裏テーマのつもりだったのですが、文言が中途半端だったかも。写真ではまったくわからないスクラッチは、そのときの気分で入れてみた。なんか思いつきでやったことだったので、目立たない方がいいかも、とかなんとか。でも先生は、入れるならもっとはっきりくっきり入れた方がいいですよとのことで、何事も中途半端はいけませんです。


全体講評では、3枚のイラストが、まったく違う題材であること、それぞれ画材が違うことから柔軟性と好奇心が見られるところが好評でした。しかし、上2枚は陰影がなく平面的であること、全体的にイラストにしては絵で説明する部分が不足していること、写真の位置に工夫がないこと、本文文字に工夫がないことが注意点でした。
それで課題2では少しそのあたりに気をつけたつもりですが…。


課題2・いまの“わたし”に至るまで

「文様にかこまれて」

講評:文様がたくさん存在する雅な作品。道具類も細かく描かれて良いです。和紙のコラージュも重層感がでました。あともう一工夫、演出が欲しかった。


「magentaに出会って」

講評:空間を上から見下ろす構図が魅力的。デフォルメされていることで視線が1点に集中する作品。写真を描いたマゼンタの色をもう少し工夫するとさらに良かった。


「駅看板を見て」

講評:駅の様子が細かく描かれており臨場感があって良いが、それ故ムサビの看板がめだたなくなってしまった。もう少し周囲の彩度を落としてムサビの看板を強調させると良かった。


全体講評では、三作品とも丁寧に描かれていて良いが、本文文字が黒一色で工夫がないこと、「駅看板を見て」が写実的で工夫が足りないこと、前回に比べて、画材が単調であることなどが注意点でした。