日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

見てきました

小雨降る午後、はるばる鷹の台へ。国分寺ではすでに雨はあがっていましたが、寒い1日でした。
卒制展は初めて。
今回はスクーリングで知り合った方が無事に卒業されるので、どうしてもこの目で作品を拝見したかった。
はやる気持ちをおさえて、まずは芸術文化学科の卒論展示室へ。
想像はしていたけれど、卒論だけですから、訪問客も少なく、静か〜な雰囲気でした。造形研究コース5名、文化支援コース19名の卒論が整然と、殺風景に並んでおりました。
でも、私はやはりここはどうしても見なくてはいけないと思いまして…見て良かった。卒論の雰囲気がわかっただけでも全然気持ちが違う。
あの長い卒論(20000字以上)を手書きのかたが、お一方いらっしゃいました。2000字のレポートでさえフーフー言っている私には考えられない。目眩がしそう。
卒論をどのような体裁にするのかな?と前々から思っていましたが、ファイル形式がほとんどで、製本は少なかったなー。一つ二つ、とても興味をひかれる論文があったのですが、中身を丹念に読んでいる時間がなかったのが残念。


続いて、デザイン情報学科、工芸工業デザイン学科の展示室へ。おもしろかったのは、工芸工業デザイン学科。デザイン情報学科も皆さん力作でしたが…なんと言えば良いのか、微妙に居づらい雰囲気があって。なんでだろう? ちょっと期待して行ったのだけれど。
たぶん他の展示室に比べて、賑やかだったからかな。皆さん熱心にご自分の作品を説明してらしたり、感想を述べたり。コミュニケーションデザインコースの作品がほとんどでしたから、コミュニケーションされてたってことですね。


そして、油絵学科、絵画コース。こちらはさすがに展示数も訪問者も多い。
スクーリングで知り合った方の作品をまず最初に拝見。見るまではドキドキでしたが、観た瞬間、ああ、観に来て良かったと思った。マチエールがはっきりわかるし、絵からダイレクトにいろんなことを感じることが出来る。本当にお疲れ様でした。そしてご卒業おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。感想はご本人に直接メールします。
その後、日本画コース、版画コースを観た。
なんだかんだと2時間近くかかり、腰が痛くなってきた。運動不足が身にしみる…。

日展示された皆さん、それぞれ力作でした。通信であそこまで作品や論文を仕上げるのは本当に大変な努力だと思います。
私もがんばらなくては。