日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

今年度前期の修得単位数は14。

う〜ん、サボった割にはなんとか…。
いやいや、前半はやりやすい科目だけだった。それでこの結果と言うことは、後期はかなり厳しいです。

印刷文化論、映像文化論、パッケージデザイン、絵本はそれぞれとても楽しかった。映像文化論はテストの出題があまりにも予想外で(それはつまり、過去問で予想したのとはまったく違っていたってことで、私の勉強が足らなかっただけ、とも言える)、合格したのが不思議なほど。試験用紙を前にどうしたらよいのか途方に暮れたが、とにかく書いた。小論文形式で用紙いっぱいに、思いつく限りのことを書いた。夫にテストの出題と私が書いた答えを話したら「ポイントがかなりずれている…と思われるが、そこまでがんばって書いたならギリギリ合格できるかも」と言われたが、まさにその通り、ほんとにギリギリの合格点。他のブログでも似たようなことが書かれていた。試験日が違うので違う出題だったが、同様に予想外であった。つまり、もしあの日不合格で次の試験日に再試験しても、やはり厳しい事態に陥ったと思われる。ということは、ギリギリでも合格したことは相当ラッキーだったということらしい。あきらめずに書いてよかった。それにしても、去年までと問題の傾向が違いすぎる…いやそんな繰り言を言っても始まらない、と悶々としたが、数ヶ月経った今ではとにかく合格して良かった、と素直に思える。
印刷文化論は、とにかく勉強になった。あんなに参考文献をまじめに読んだのは、この科目だけだった。楽しかったし、試験もレポートをまじめにやれば答えられる問題だった。(映像文化論だって印刷文化論ほどじゃないけれど、まじめに読んだし、レポートもまじめにやったんだけどな…と、やはり悶々。だめだな私)
パッケージデザインは、レポートはまあまあだったが、実技課題が私の想像を超えて(私にとっては、ですが)高い評価をいただいた。「堂々とした王道のデザイン」とまで講評に書かれていて、恐縮してしまった。気になっていた部分はしっかり指摘されたが、それでもあの点数には驚いた。いくら考えてもろくなアイディアも浮かばず、仕方がないから奇をてらわず、ありきたりでも良いから、と正面突破の作品を考えたことが良かった…のかも。
絵本は、スクーリングがとてもきついスケジュールで、しかも出来あがりは苦労した割にはがっかりの、なにやら情けない状態の作品だった。一緒に受講した皆さんの作品が素晴らしかっただけに、自分のふがいなさが悲しかったが、スクーリング自体はとても楽しく勉強になった。自宅での課題作品は、考えて考えて、ストーリーは我ながらイイゾーっと思ったのだが、絵の出来が…。絵はやっぱり苦手。製本も、あらら…の出来映えで、大満足とはいかなくて、でもやり直す気力はないし。それで、エイヤッと提出したのだが、こちらも予想外に高い評価をいただいた。たぶん私の実技課題ではこれまでの最高点ではないかと思う。スクーリングでの不出来を見事に挽回した私であった(笑)。もちろん細かくいろいろな指摘もされたが、そのどれもが先生の暖かい心遣いが感じられ、なるほど、そうすればよかったのか、と納得のいく添削内容であった。それにしても、今でもあの点数は不思議。私が自信があったのは、ストーリーだけ。装幀もそこそこうまくいったとは思ったが、なにしろ絵と製本が雑だった。ほんと、雑な性格がうらめしい。

夏の間、通学生だって夏休みだよね、とレポート課題は勝手にお休み。
10月下旬の今頃になって、あたふたとレポート課題を始めた。もう来年度の進級は絶望的な様子だが、めげずにコツコツ(?)とやっていきます。がんばれ、私!