１２年前

私はiPod miniを夫に買ってもらった。ポーターのケースまでつけて。
うれしくて毎日聴いていた。でもまもなくiPod miniは製造中止になり、iPod shuffleやiPod nanoが発売された。
iPod nanoは今、第７世代になっているそうだ。
私は買い換えることもなく、ずっとminiを愛用していた。
それがあるとき（２年くらい前かな？）行方不明になった。どこかに片付けたままわからなくなった。
まあしょうがない、そのうち出てくるだろうと思っていたら、先月見つかった。
いつもパソコンを打っているすぐ側の棚の中に、ご丁寧にポーチに入れてしまってあった。なんだ…そんなところだろうと思っていたが、マンマやんか。
充電器もすぐ側に置いてあったのでさっそく充電した。待ちきれずにイヤホン付けて聴いてみたら、ちゃんと生きている！
でも、うれしかったのは、ここまで。いつまで経っても充電が終わらない。そう、電池の寿命が終わっていたのだったよ。
電池交換をするか（iPod miniの電池、今でもあるのか？）、新しいiPodを買うか、迷った結果、なくても平気だという結論になった。ナンジャラホイ。とりあえず充電しつつなら聴けるし（って、それでいいんか？）。
２年間なくても平気だったんだもの。もう少し考えて、欲しくなったら買おうと思った。

そんな私を横目で見ていた夫は、なにかとても私が不憫に思えた（らしい）。まもなくやってくる誕生日のプレゼントとして注文してくれた（らしい）。あらま、それはまた、申し訳ない。あの時、そこそこ高かった。それでもiPodよりは軽くて安いと大喜びだったんだよね。いまは格段に性能（というか、容量）が良くなっているけれど、格段に安くなっている。
大量生産できる機器ってそういうものなのだ。

そんなこんなで、iPod miniを買った時ってどんな風に思ったんだろうと、blog内検索したら↓この記事がでてきた。
http://d.hatena.ne.jp/pig-pearl/20040907#p1

12年前だったんだなとこれで知った。干支が一周しちゃった。
いや〜、日記って書いとくもんだなと思った。あれ？この時買ったポーターのケースはどうしたかしら？と言ったら、夫が「俺のキーケースになってるよ」だそうだ。そうか、本来の目的とは違うけれど、ちゃんと役に立っていたんだな、よかったよかった。