日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

ミュゼオロジー2課題2のための参考図書

図書館で予約した本が揃ったので、今日借りてきた。
この他にミュゼオロジー1でも使用した『ミュージアムの思想』(松宮秀治著)を課題1〜4の参考図書に。

図書館でなにげなく児童コーナーを見ていたら、高階秀爾監修の『バロック印象主義の美術 (アートコミックまんが西洋美術史)』が置いてあった。あらら、これを読めば良かったかしら(笑)。いや〜、なんでも漫画になるんだな〜と感心。そのうち読んでみようかな。


指定管理者制度―文化的公共性を支えるのは誰か

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↑学習指導書で推奨していた本。

最新事例 指定管理者制度の現場

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ミュージアム・パワー

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アートプロジェクト (芸術と共創する社会)

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超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦 (角川oneテーマ21)

超・美術館革命―金沢21世紀美術館の挑戦 (角川oneテーマ21)

↑コレは、まず読み物として単純に面白かった。
金沢21世紀美術館の初代館長がどのように美術館を成功に導いたのかご本人が著している。繰り返しが多く、文章が上手とは言えないし、手前味噌的な手柄話がこれでもかと言うほど出てくる。成功例ばかりで失敗談が書かれてないところがなんともすごい。そういう文章に出会うと普段ならウンザリしてしまうのだけれど、この本はそれをものともせずに読ませてしまう迫力というか、熱意がものすごい。この迫力と熱意が成功の一番の理由だろうと思わずにいられないほど。
これから学芸員を目指す若い人々に読んでもらいたい一冊。金沢21世紀美術館に問題点はないのか?などと野暮なことは考えずに、この迫力と熱意を是非とも感じて欲しい。