ケーキを食べるだけ

世間様はクリスマスイヴで盛り上がっている…んだろうか？
よくわからないが、我が家では「ケーキを食べる」というだけの日であります。
去年くらいまではそこに「チキン」もくっついていたが…。

一昨日から今日まで実家に行っていた。
実家のあたりは暖冬の影響で野菜が豊作らしい。
白菜や大根などご近所からたくさんいただいて、父がもてあましていた。
一人暮らしだからそんなにたくさん食べられないし、病気で漬け物も食べられない。
叔母の家に持っていこうと思ったら、叔母の家も同様の状況で、捨てるのももったいないし、といってご近所に分けるということもできない。
私にしても、大根や白菜ばかり大量に持って帰れるわけではない。
私がもっとお料理好きだったらなんとかできるのかもしれないが、あいにく料理も得意ではない。
この季節、白菜も大根もおいしいのに、もったいない話である。

今年は柚子も豊作で実家ではたくさん採れた。
しかし暖冬の影響か、傷むのも例年になく早かった。
みかんもキンカンもたくさんなっていたが、食べきれないから、ボトボト落ちていた。
ああ、もったいない、もったいない…。

なんて気分で東京に戻ってきたが、東京駅の地下はクリスマス気分で大賑わい。ああ、そうかクリスマスイヴだったよ、ってね。
クリスマス気分にはなれないが、とりあえずケーキだけ買って帰ってきた。今日我が家でケーキを食べるのはクリスマスイヴだからではなく、食べたいからだけである。