クリスティやら松本清張やら・・・
21日から実家に行った。
最近は「断捨離だー」とせっせと片付け、先月、萩焼のコーヒーカップや、メーカーはわからんが高そうなフルーツ皿セット、茶托セットなどなど(すべていただきもの)を持ち帰り叔母にあげた。今月もコーヒーカップ(椀皿5客)セット2組、氷コップ(5客)セット1組を実家に持ち帰り、叔母にあげようと思った。けれど、今回は断られた・・・とほほ。
で、父がバザーがあったら寄付するから置いてゆけというので、置いてきた。
このように断捨離は順調に進んでいる(?)のだが、今回は実家から中国茶器セットを持ち帰った。
この前長男がおいしいウーロン茶を買ってきたので、これはやっぱり中国茶器で飲んだらおいしいだろうと思った。で、ふと実家に中国茶器のセットがあったことを思い出し、探したらあったんだね、これが。
重たい思いをして実家に持って行って減らしたはずだったのに・・・重たい思いをして別の食器を持ち帰るなんてバカバカ。
で、その中国茶器が置いてあったのは昔私が使っていた部屋なわけで、最近は実家に行ってもほとんど入っていなかった。
久しぶりに入って、ふと本棚を見て、昔読んだ本を眺めていたら読みたくなってきた。(読む気にならない本もたくさんあったが)
『クリスチィ短編全集2』アガサ・クリスチィ/厚木淳訳 / 東京創元社 [文庫]/(1967年初版)1977年32版
(「クリスティ」じゃなくて「クリスチィ」という表記、時代を感じますね)
全12編の短編集。この中の『うぐいす荘』が、わかっていて読んでもドキドキする。
『ウグイス荘』(早川書房では『ナイチンゲール荘』となっている)は ほぼ自宅内で、主人公(アリクス)の心境を語るという密室ものなので、舞台劇としてすごく良いモノになるだろうなと思ったら、Frank Vosperによって"Love From A Stranger"というタイトルで戯曲化されていた。舞台化も映画化もされているようだ。今さら知った事実。
『遠くからの声』松本清張/講談社文庫/(昭和51年第1刷)昭和52年(1977年)第6刷
- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1976/10/27
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この本の最後のページに一枚の紙が挟まっていた。民宿に泊まったときの計算書だった。
宿泊4,000×2 8,000
電話料 90
自転車 200
合計 8,290 ・・・ですって。
ちゃんと私の苗字で○○様になっていたから、私が泊まったときのものに違いない。どこに行ったときのかなぁ、全然覚えていない。(民宿の名前は書いてあったが、住所は書いてなかった)
自転車はレンタサイクルだろうな。電話料というのが時代を感じさせてくれる。
東北に行ったときのかな。あの頃秋田とか岩手とかひとり旅したような。・・・わからん。