パウル・バドゥラ=スコダ ピアノ・リサイタル
一年半ぶりのスコダのピアノリサイタル。
演奏曲
B.Bartok:組曲 作品14
J.S.Bach:イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
L.v.Beethoven:ピアノソナタ第31番変イ長調作品110
F.Schubert:ピアノソナタ第20番イ長調D.959
アンコール
F.Schubert:即興曲
ピアノはベーゼンドルファー。
バルトークあまり私好みではない。
バッハの曲は大好きなイタリアンコンチェルトだったのだけれど、これがちょっとハラハラしたわね。
なんかミスタッチが多いし、ちょっともたついた感じ。
ベートーベンはステキだった。が、寝てしまった…。(なので、よくわからない)
そして圧巻はシューベルト。
素晴らしかった!!
80才という年齢をまったく感じさせない見事な演奏。
演奏終了後に「ブラボー!」の声がかかりましたよ。
これがライブの素晴らしさだわ、と思える、ほんとに見事な演奏でした。
毎度のことながら、専門的な知識がない私には、技術的にどこがどうと言えないのですが、でも、そんな私にも素晴らしさはじゅうぶんわかりました。
スコダの演奏を聴くと、ああいうふうに年齢を重ねていきたいものだと、しみじみ思います。
どんどん心が自由になっていくような素敵な気分になります。