日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

パウル・バドゥラ=スコダ ピアノ・リサイタル

一年半ぶりのスコダのピアノリサイタル。

演奏曲
B.Bartok組曲 作品14
J.S.Bach:イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
L.v.Beethoven:ピアノソナタ第31番変イ長調作品110
F.Schubertピアノソナタ第20番イ長調D.959
アンコール
F.Schubert即興曲
ピアノはベーゼンドルファー

バルトークあまり私好みではない。
バッハの曲は大好きなイタリアンコンチェルトだったのだけれど、これがちょっとハラハラしたわね。
なんかミスタッチが多いし、ちょっともたついた感じ。
ベートーベンはステキだった。が、寝てしまった…。(なので、よくわからない)
そして圧巻はシューベルト
素晴らしかった!!
80才という年齢をまったく感じさせない見事な演奏。
演奏終了後に「ブラボー!」の声がかかりましたよ。
これがライブの素晴らしさだわ、と思える、ほんとに見事な演奏でした。
毎度のことながら、専門的な知識がない私には、技術的にどこがどうと言えないのですが、でも、そんな私にも素晴らしさはじゅうぶんわかりました。
スコダの演奏を聴くと、ああいうふうに年齢を重ねていきたいものだと、しみじみ思います。
どんどん心が自由になっていくような素敵な気分になります。