守り狗（犬）

• 郷土玩具と祭礼　　http://kzcori.com/festiva/index.html
  • • 天平年間（７２９〜７４８）に光明皇后が法華寺を国分尼寺として建立し、庶民の病苦を救うため千日の供養を行った時、その加持祈祷の灰土で犬を作り皆に与えたという伝承から作り出されたもの。尼僧たちの手によるもので、長寿・縁結び・安産子供の魔除け（とくに疱瘡や夜泣き）封じのお守りとして授与される。粘土に雲母を混ぜた小さな手ひねりで、胴に松や菊の模様を簡単に描き、赤い首輪をつけた白犬で、犬張子などの祖型とされる。

昭和45年、年賀切手の図案に使用された。当時7円切手（今は20円の価値があるそうです）。切手の写真はこちら　http://kitte.com/catalogue/jpn19691210_01/
写真の守り狗は長男の出産の時、夫の両親からの贈り物。年賀切手も一緒にいただきました。小さくてかわいいんですよ。友人に犬張子もいただきました。いずれそちらの写真も。