上原彩子『グランド・ソナタ ト長調』
チャイコフスキーの曲だけで構成されています。デビューCDとしては大変珍しいことらしい。そういわれても他の人のデビューCDを聴いたことがないので、ああそうですか、としか思わないけど。
小品が8曲と「グランド・ソナタ」という大作が1曲。ほとんど聴いたことのない曲で、唯一聴いたことがあったのが、「ワルツ−スケルツォ」これは上原さんがチャイコフスキー・コンクールの予選で弾いた曲でした。
チャイコフスキーのピアノ曲って協奏曲のイメージだったけれど、独奏曲もたくさんあったんだと知りました。
「グランドソナタ」はまだ聴いていませんが、小品の方はいくつか好きな曲が。「ユモレスク」「ワルツ−スケルツォ」など、どちらかというと少しテンポの速い曲が好き。