日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

女声ヴォーカルを聴く

pig-pearl2004-05-18

エリー・アーメリングの「モーツァルト歌曲全集」(ASIN:B000004115)を夫から借りて聴く。さすがにドイツ歌曲の第一人者といわれただけあって(と何かに書いてありました。今でも現役でしょうか?)私のような、ど素人にもすばらしさが伝わってくる。モーツァルトの歌曲なんてほとんど聴いたことがなかったけれど、すんなり入れました。
午後はキリ・テ・カナワの「モーツァルト・Exsultate,jubilate(エクスルターテ・イゥビラーテ)k.165」(ASIN:B0000040XF)を、これまた夫に借りて聴く。もう、もう、もう、素晴らしいです。歌詞はもちろん原語なので何を言ってるか全然わからないのに、「ああ、この歌はこういう歌だったんだ」と内容までわかったような気になってくる。後で訳詞を読んだら、イメージ通りの歌詞。
今までに、何人かの歌手で聴いたことのある曲だけれど、こんなにダイレクトに感じられたのは初めて。
大きく分けて3部からなる曲ですが、1部の「Exsultate,jubilate」がこんなに喜びと希望に満ちた曲だとは気がつかなかった。別のCDの日本語タイトルが「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」というのをみれば、わかりそうなものだけれど、これまではタイトルと一致しなかった。2部の「Tu virginum corona」は教会音楽らしく嚴かに、3部は有名な「Alleluja(アレルヤ)」一転、軽やかに華やかに、一気に歌い上げる。あ〜、よかったぁ。とてもドラマティックな曲になっていて、胸がドキドキしてしまいました。それにしてもモーツァルトはこういう曲を17歳の若さで作曲したんですね。
アーメリングも全曲で出しているから、聴いてみたいし、やはり岡本知高で是非、全曲聴きたいなあ。