日和見日記

pig-pearl 一行紹介 2012年4月に武蔵野美術大学通信教育課程に入学、2018年3月卒業しました。日常生活のあれこれを記述しています。

パウル・バドゥラ=スコダ  ピアノとフォルテ・ピアノ演奏会

Piano Concertos 24 & 25 (Dig)

Piano Concertos 24 & 25 (Dig)

昨日、東京オペラシティコンサートホールにて。
御年79歳。しかし演奏は若々しく、瑞々しい響きでありました。
背筋もシャキッとされて、休憩をはさんで2時間強を弾ききったのです。
来年は80歳記念の世界ツアーも予定されています。

演目
モーツァルト:幻想曲ニ短調K.397 ロンドニ長調K.511 ロンドイ短調K.511
ベートーベン:ソナタ第8番ハ短調「悲愴」Op.13
アンコール モーツァルトトルコ行進曲
(以上フォルテ・ピアノ) 
シューベルト即興曲集D.899
シューマン:謝肉祭Op.13
アンコール (覚えているのは)シューマントロイメライ 他2曲

アンコールでは少々お疲れ気味にお見受けしましたが、そんなことは少しも気になさらないご様子で、
なんとも気持ちよい演奏会でした。
もっとお若い時から拝見していたら…と思わないでもありませんが、でも今のスコダは今しか聴けないのよね。
フォルテ・ピアノは初めてでしたが、やはりピアノに比べると音量は格段に小さいですが、気持ちよい音でした。
たった一つ残念だったことは、ピアノがベーゼンドルファーではなかったこと。
スコダなので、きっと…と思って楽しみにしていましたが、スタインウェイでした。