バンドネオン
「題名のない音楽会」で、久しぶりに素晴らしい曲に出会った。
ピアソラとインディアナ州生まれの世界的なジャズ・ヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンとの出会いから生まれた作品です。
なんと表現したらよいか、語彙の少ない私にはうまく言えないのですが、宇宙的な広がりのような感覚を受けました。バンドネオンとヴィブラフォンの組み合わせがなんとも新鮮。長男と一緒にみていましたが、彼も「いいなぁ」とボソッと言ったので、驚きました。滅多に好みがあわないのに、あら、あなたもそう思った?と。
この曲は滅多に演奏されることもないようで、小松亮太さんのCDにも入っていないようです。(私が検索した限りでは)
ピアソラのCDの中に、一枚だけ収録されたものがあったので(ゲイリー・バートンとの共演で本家本元ざんす)、さっそく図書館に予約。
バンドネオンの哀愁を帯びた音色。複雑な奏法なので、アコーディオンにとってかわられ、演奏家も少ないようですが、こういうことをキッカケにまた演奏家が増えるといいですね。
他に演奏された曲目はそれぞれ有名なものばかり。